小学校の就学時健診

校医をしている相生小学校の就学時健診に行ってきました。
来年の4月に小学校に入学する子供たちの健診です。

 

全体では、むし歯は少なくなっていますが、気になるのは、やはり歯並びです。
ちょうど下の前歯が永久歯に生え変わる時期です。
でも、永久歯が生えるスペースがないので、乳歯の後ろから生えてきたり、重なって生えてきてる場合が多いです。
永久歯が生えるのに、顎が小さく、永久歯の生えるスペースがないのです。


あと反対咬合(受け口)の子供が何人かいました。
反対咬合は、早くなおさないと、下の顎が成長して受け口の顔であるしゃぐれ顔になってしまいます。
反対咬合は、なぜ、しゃくれ顔になってしまうのか。
上顎と下顎の成長時期にずれがあるからです。
まず7歳頃から、上顎が先に成長していきます。
しかし、反対咬合であると、下の前歯によって上の前歯が押さえられるので、上顎が成長できません。
そして、11歳頃から下顎が成長していきますので、しゃくれ顔になっていきます。
したがって、反対咬合は早くなおさないと、顔がしゃくれて、人生に大きく影響していきます。
反対咬合は早めになおすことをおすすめします。

 

きょうの健康 4夜連続、歯科情報!

11月8日(金)は“いい歯の日”、
TV番組でも歯科に関する情報を目にする機会が多かったかと思います。

以下の放送は終了しましたが再放送があります。
今日11日(月)からのEテレ:きょうの健康も4夜連続で歯科に関する情報が題材です。
再放送は18日(月)から午後1時35分~午後1時50分まで、
Eテレ:きょうの健康 4日連続で歯科に関する情報
です。

チェックしましたが、誰が見てもわかりやすくまとめられており、
歯科を受診する上での参考になると思いました。
歯とお口の健康、全身の健康に役立ててくださいね!

詳細は きょうの健康WEBサイトを見てくださいね!

18日(月):入れ歯が合わないとき
https://www4.nhk.or.jp/kyonokenko/x/2019-11-18/31/6205/2137835/

「歯並び」や「入れ歯」「正しい歯の磨き方」「顎(がく)関節症」…歯と口のお悩みを丸ごと解決するシリーズ!初日は「入れ歯」!実は合わない「入れ歯」を使い続けると残っている歯にもダメージが!?「入れ歯」があわない場合、原因は何?自分に合った「入れ歯」にするためには、どうすればいいの?保険適用の「入れ歯」と最新の「入れ歯」何がどう違う?メリットとデメリットは?第一線で活躍する専門医がやさしく解説!

19日(火):歯並びは大丈夫?歯列矯正
https://www4.nhk.or.jp/kyonokenko/x/2019-11-19/31/6712/2137836/

美しい歯並び。「子どものころに歯列矯正しておきたかった…」とお考えの方、まだ遅くはない。最近では、成人でも多く行うように!歯列矯正は、美しい歯並びだけでなく、機能面も改善するのだ。通常は、歯に器具を取り付け、それにワイヤーを通して治療するが、器具が透明や白色で、目立たないものもある。最近では、さらに目立たない歯列矯正も登場!気になるメリット・デメリットとは?詳しくは番組で!

20日(水):顎関節症のセルフケア
https://www4.nhk.or.jp/kyonokenko/x/2019-11-20/31/7239/2137837/

日本人の2人に1人が一生に一度は経験するという「顎関節(がくかんせつ)症」。「口を開けると痛い」「口が大きく開かない」「口を開くと音がする」などの症状が!その中でも特に注目されているのが、「上下の歯を接触させる癖(TCH)」なのだ。思い当たる人は要注意!この癖を認識することが症状改善のカギ?!さらに、あご周りの筋肉をほぐす体操や口を開ける訓練など、改善と予防に役立つセルフケア術も徹底紹介!

21日(木):歯の悩みQ&A
https://www4.nhk.or.jp/kyonokenko/x/2019-11-21/31/7746/2137838/

番組に送られてきた歯の悩みや、歯科医に多く寄せられる質問に専門家がズバリお答え!「なぜ かめない?」「歯ぐきから血が出る」「歯が欠けた!」「歯を白くするホワイトニング」などについて取り上げる。そのほか、「歯の正しい磨き方」や「かむ力を上げる方法」の実演も必見!みなさんは、「歯が抜けたときの対処法」はご存知?実は、身近にある“ある液体”につけておけば元に戻せる場合も!知って得するQ&Aお見逃しなく!

当院の患者さんへ!
番組を見てわからないこと、聞きたいことができたら、
診察時に気軽に声掛けをお願いします!

うんこドリルと消防庁が緊急コラボ!

既にニュースサイトで取り上げられていますが、
消防庁がうんこドリルとコラボして笑えるポスターを先週金曜日にニュースリリースしています。

“けがや急病で救急車を呼ぶかどうか迷った時の電話相談窓口「#7119」の普及”が狙いとのことですが、
ポスターの一番上の文字を見た時に吹いてしまいました。

でも、これってきっと真面目なんですよね。

ネットで調べてみると、
“軽症利用が約半数”とか“緊急受け入れのたらいまわし”など救急搬送の問題を多数確認することができます。

このような問題を少しでも軽減するために消防庁も対策をしているわけで、今回のコラボもその対策のひとつだと思います。

改めて消防庁のサイトを見ましたが、様々なコンテンツがありますので、皆さんもこの機会に眺めてみてはいかがでしょう。

うんこドリルと消防庁が緊急コラボ!のページ
https://www.fdma.go.jp/publication/portal/post.html

救急お役立ち ポータルサイト
https://www.fdma.go.jp/publication/portal/post3.html

報道資料「うんこドリル」キャラクターと連携した救急分野の広報実施
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/191108_kyuuki_1.pdf

「平成 30 年中の救急出動件数等(速報値)」の公表
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/190619_kyuuki_1.pdf

“うんこドリル”を知らない方は以下をご覧ください。
https://unkogakuen.com/

次回のNHK健康番組チョイスは「歯科最新情報 歯を守るには」

NHKの健康番組チョイス「歯科最新情報 歯を守るには」は10月5日、再放送は11日の番組でしたが、結構大勢の方がご覧になっているようで、当院でも患者さんからの話を耳にします。

虫歯や歯周病のこと、またその治療の話が中心なので身近なこともあるのかと思いますが、見逃した方に朗報です。
再々放送というか“まとめスペシャル”として再び放映されるようです。

放映日時は、
11月16日(土) NHKEテレ1 午後8時00分~ 午後8時45分

番組案内は以下です。
チョイス@病気になったとき「まとめSP 歯科最新情報 歯を守る&失ったとき」

過去の放送をコンパクトにまとめてポイントを伝える「まとめスペシャル」。今回は歯科最新情報。歯を失う2大原因は歯周病と虫歯。進行してしまった歯周病を治療するための手術や溶けてしまった骨を再生する治療、虫歯菌の再感染を防ぐ根管治療を紹介。また、歯を失ってしまったときの選択肢となる、入れ歯・ブリッジ・インプラントのメリット・デメリットを比較解説する。さらに親知らずなどを有効利用する自家移植治療も紹介。

見逃した方は役に立つと思うのでぜひご覧くださいね!

↓↓↓↓↓ 以下は10月2日のお知らせです ↓↓↓↓↓

NHKの健康番組チョイスの次回のテーマは「歯科最新情報 歯を守るには」。

NHKの番組紹介を引用すると、
「人が歯を失う2大原因は歯周病と虫歯。歯周病を防ぐ基本は歯磨きによってプラークを除去すること。しかしプラークが歯周ポケットの奥まで入り込んでしまうと、もはや歯ブラシでは取り除けない。歯周病が進んでいる場合は手術で歯ぐきを切開して除去する。さらに溶けた歯そう骨を再生する薬もある。虫歯治療では、再び虫歯菌に感染するのを防ぐための徹底した根管治療を紹介。また、すり減った歯を修復するチョイスも詳しく解説。」
とあります。

虫歯と歯周病は歯の病気の2大疾患。
歯とお口の健康を保つには歯磨きなどのセルフケアはもちろんのこと、
歯がしみる、歯が痛い、噛むと痛いと感じた時に早めに歯科にかかること
も大切です。

歯やお口の健康を守る予防歯科(定期検診含む)では、
効果的な歯磨きができるように歯科衛生士が保健指導もしています。

番組では、虫歯・歯周病のこと、歯科医院での治療の話しがメインのようなので
ぜひご覧になってご自身の健康に役立ててくださいね!

【放送予定】
10月5日土曜 NHKEテレ1 午後8時00分~ 午後8時45分
見逃した方には再放送もあります。
再放送 10月11日金曜 NHKEテレ1 午後0時00分~ 午後0時45分
再放送の案内 https://www4.nhk.or.jp/kenko-choice/2/

インフルエンザにご注意!

ニュースでも取り上げられていますがインフルエンザが大流行しています。

NHK「インフルエンザ患者数 過去最多の前週上回る 流行ピークか」

感染予防は手洗い、風邪かなと思ったら咳エチケットを意識して、感染しない・感染させないをこころがけましょう。

●正しい手の洗い方
●手洗い、咳エチケット

上の画像をクリックすると厚生労働省と進撃の巨人のコラボ企画のポスター「進撃の咳エチケット」ダウンロードできますよ。
咳エチケット啓発ツールなので”咳エチケット”についても再確認しましょう。