東京オリンピック 金メダリストの歯並び その2 歯列矯正

東京オリンピックは、日本勢の大活躍で、メダルラッシュですね!
仕事柄、オリンピックを見るときは、選手の歯並びを見てしまいます。
それでは、金メダリストの歯並びを検証しましょう。

日本競泳女子初となる2冠を達成した大橋悠依選手。
歯にブラケットという矯正装置がついています。
歯の矯正治療中です。
よく見ると、歯の間の隙間が少しあいていますが、上の歯と下の歯がしっかりと嚙んでいます。
矯正治療は、終わりに近いようです。
もし、矯正治療が進んでいなく、上の歯と下の歯がしっかりとバランスよく嚙んでいなかったら、全身の筋肉はバランスよく機能を発揮することができません。
去年にオリンピックが開催されていたら、もしかしたら、金メダルを取れなかったかもしれません。
それでは、大橋選手の元々の歯並びを検証しましょう。

矯正治療する前の画像です。
上顎前突(出っ歯)であり、下の前歯が重なっています。
前歯3本がセラミックかレジンのクラウンをかぶせています。
いわゆる差し歯と言われるものです。
虫歯も多かったようです。

上顎前突で歯が前にでていると競泳の時はかなりの水の抵抗があると思われます。
また上顎前突(出っ歯)であると、頭のバランスがよくないので、体の重心をずらしてバランスをとろうとしますので、姿勢が悪くなり、身体のバランスやフォームも悪くなり、全身の筋肉を最大限に発揮できなくなります。

大橋選手は、金メダルをとるために歯の矯正治療したのでしょう。
上下左右の第一小臼歯を4本を抜歯して、歯にブラケットをつけて矯正治療をしています。
矯正治療によって、上顎前突(出っ歯)が改善されています。
矯正治療で前歯を引っ込めることにより水の抵抗が少なくすることができたのでしょう。
きれいな歯並びで上の歯と下の歯がしっかりと噛み合うと、良い頭の位置になり、背筋から腰までまっすぐな姿勢になります。
身体のバランスやフォームがよくなり、バランスよく全身の筋肉を最大限に発揮することができて、競技パフォーマンスを最大限に向上させることができ、金メダルを獲得できたのだと思われます。

 

 

 

東京オリンピック 金メダリストの歯並び

東京オリンピックは、連日のメダルラッシュで、盛り上げっていますね。
仕事柄、オリンピックを見るときは、選手の歯並びを見てしまいます。
それでは、金メダリストの歯並びを検証しましょう。

日本勢史上初の快挙、兄弟で同日金メダル獲得の阿部兄弟。
二人とも笑顔が素敵です。
そして、とてもきれいな歯並びをしています。
きれいに歯が並んでいるということは、歯が植わっている歯槽骨も広いということです。
歯槽骨が広いと鼻腔も広く、鼻でしっかりと呼吸することができます。
鼻でしっかりと呼吸すると、鼻のすぐ上の脳を冷やすことができます。
試合中、精神を集中していると脳がヒートアップしていきます。
脳がオーバーヒートしてしまうと集中力が切れてしまいます。
でも、鼻でしっかりと呼吸することにより、脳を冷やして、集中力が続くことができます。
阿部兄弟は、試合中、口を閉じて、しっかりと鼻で呼吸していました。
鼻で呼吸することにより、脳が冷やされて、集中力が続き、金メダルを獲得できたと思われます。

 

スケートボードの金メダリストの堀米雄斗選手と日本史上最年少の快挙の西矢椛選手。
二人とも本当にきれいな歯並びをしています。
歯並びがきれいだと、バランスよくしっかりと噛むことができます。
バランスよくしっかりと噛むことにより、全身の筋肉もバランスよく機能を発揮します。
スケートボードで、ジャンプするときに、全身の筋肉に力がはいります。
歯並びがきれいなことにより、全身の筋肉は左右のバランスよく機能を発揮して、素晴らしい技ができて、金メダルを獲得できたのだと思われます。

 

 

0歳からのキレイな歯並び作り のパンフレットを作りました

「0歳からのキレイな歯並び作り ご家庭で出来る年齢別ワンポイント」というパンフレットを作成しました。

O歳では、母乳が大切になります。
赤ちゃんが母乳を飲むとき、くちびるでお母さんの乳輪をしごいてミルクを集め、集まったミルクを強く吸いだして飲みこみます。
母乳を飲むことにより、くちびるの筋肉が発達して、きれいな歯並びを作っていきます。

哺乳瓶では、簡単にミルクが飲めますので、くちびるの筋肉が弱くなり、お口ぽかんになってしまうことが多くなります。

 

1歳では、離乳食のあげ方がポイントになります。
スプーンの使い方です。
スプーンを下の唇にあてて、お口が開くのを待ちます。
お口が開いたら、スプーンを水平に入れて、上の唇が閉じてきたら、スプーンを水平に引いて、上の唇の力によって、離乳食がお口の中に入ります。
離乳食の食べ方によって、上の唇の筋肉がついて、きれいな歯並びを作ります。

スプーンをお口が開く前に、無理やりにお口の中に突っ込んだり、上の唇が閉じる前に、スプーンを上にすくい上げて、上の唇にスプーンを押し付けて、離乳食をお口の中に入れてしまうと、自分で唇を使わないので、唇の筋肉が発達しません。

 

0歳から5歳まで、きれいな歯並びのための年齢別ワンポイントアドバイスがのっています。
このパンフレットは、無料で院内で配布しています。
当院の小児矯正にご興味のある方は以下のPDFをご覧ください。

歯を抜かない小児矯正PDF(12P、3.7Mb)>>

0歳からのキレイな歯並び作り:ご家庭で出来る年齢別ワンポイント(8P、1.9Mb)>>

SHTA設立10周年記念大会

SH療法のSHTA設立10周年記念大会に参加してきました。
福岡で行われました。
多くの先生やスタッフが参加してました、
私も朝早くの飛行機で行って、日帰りで参加してきました。
演題7まであり、とても勉強になり、福岡まで行った甲斐がありました。

 SH療法は、スライデックス(SlideX®)というスプリングを組み込んだ取り外し式の装置(SHA)を使って、顎をひろげて、きれいな歯並びにする矯正治療です。
島田歯科医院では、小児矯正の一つとして取り入れています。
拡大する力が強く、永久歯を動かすにはよく、またスライデックスが大きいので、ある程度、永久歯が生えている場合に適用しています。

今回の大会では、SH療法以外で、「あいうべ体操」で有名な今井一彰先生や、国立科学博物館名誉研究員の馬場悠男先生の講演があり、興味深い話を聞けました。
その話は・・・・・
次に投稿したいと思います。

船井総研の研究会に参加しました。

船井総研の研究会に参加しました。
今回のゲスト講師は、「あいうべ体操」で有名な今井一彰先生です。

今井先生の講演を聞くのは、今回で3回目になります。
鼻呼吸の大切さを再認識しました。
口呼吸であると、体に悪影響があります。
アトピー、喘息、風邪、インフルエンザなどになりやすくなります。
また、歯並びも悪くなっていきます。

今井先生の講演の中で、興味深いクイズがありました。
ある高校で調べたものです。

部活で、むし歯の多い部活はどれでしょう?
①バスケット部
②吹奏楽部
③野球部

 

答えは、バスケット部。
むし歯の少ないのは、野球部だそうです。
バスケットのようにずっと動いている運動、サッカーも同じですが、
たとえば、代表選手、本田圭祐選手。
いつも口が開いていて、口呼吸で、そのため唇が厚くなっています。
口呼吸であると、むし歯の原因のミュータンス菌が増えてしまうのです。
野球の代表選手、イチロー選手は、口がしっかりしまっています。
野球は、めりはりのある運動で、ずっと動いていませんので、口呼吸になりにくいのです。
バスケット部やサッカー部の人は、歯ブラシをしっかりやって、むし歯に気をつけてください!