ゆう君のプレート

ゆう君のプレートです。
上顎のプレートは青色を選び、下顎のプレートは透明を選びました。
プレートには、好きなシールを入れました。

歯列育形成(小児矯正治療・床矯正)では、プレートを使って、歯列弓をひろげて、これからはえる永久歯のスペ-スをつくって、永久歯がきれいにはえるようにします。
プレ-トには、好きな色を選んで、好きなシ-ルを入れて、自分だけのスペシャルプレ-トを作ります。
このプレートは、夜、寝る時に使ってもらいます。
プレ-トのまん中にエキスパンジョンスクリュ-がはいっています。
2週間に1回来院してもらい、このエキスパンジョンスクリュ-をねじ回しのように回してプレ-トをひろげていきます。

 


ゆう君の5歳の時です。
歯がきれいに並んでいますが、これでは永久歯がはえるスペースがありません。
永久歯が乳歯の裏側からはえてきたり、はえてきた永久歯は重なったりします。
乳歯の時はきれいな歯ならびよりも、歯と歯の間があいてている方がいい状態です。
それは乳歯より大きい永久歯がはえてくるからです。
プレートを使って、歯列育形成(小児矯正)を始めました。

 


1年4か月後です。
ゆう君は、しっかりプレートを使ってくれましたので、歯の間があいてきました。
永久歯のはえるスペースができました。
もう少しで、下の前歯は生え変わりますが、きれいに永久歯がはえてくるでしょう。

ゆう君!
きれいな歯並びになるために、これからもプレートをがんばって使いましょう。

バイオブロック研究会のセミナー

バイオブロック研究会のセミナーに参加しました。
バイオブロック療法は、小児の歯列矯正治療法で、上顎骨の水平方向の成長を誘導して、きれいな歯並びにします。


メイン講師は、長崎バイオブロック研究会の末竹先生です。
バイオブロックのセミナーは、初めて受講しました。

島田歯科医院では、歯列育形成という小児の歯列矯正治療を行っています。
床矯正装置(プレート)で、顎を広げて、きれいな歯並びにしていきます。
 バイオブロック療法とは、上顎骨の成長方向にアプローチする画期的な治療だと思います。
歯列育形成とバイオブロック療法は、考え方や治療法が違います。
でも、違う考え方の治療法を勉強することもためになります。
 バイオブロック療法を取り入れるかは、今後も機会があればバイオブロックのセミナーに参加して、検証していきたいと思います。

 

 

小児矯正セミナーで講演しました

船井総研が主催する小児矯正セミナーで講演してきました。 今回で2回目の講演でしたが、会場は満席で、多くの先生に参加していただき、ありがとうございました。 子供の歯並びの矯正治療について、特に乳歯列からの床矯正装置(プレート)を使った小児矯正について講演をしてきました。 受講された先生の中には、これから小児矯正を勉強して始める先生もいましたので、初歩的な話から、踏み込んだ話までしてきました。 講演後も、多くの質問があり、主催者のスタッフから、かなり盛り上がったセミナーでしたと言われ、内心ほっとしました。 実は、人前で話すのが苦手で、それにとっても緊張する方なので、うまく話ができるか心配でしたが、お陰様でなんとかうまくいったようです。 ありがとうございました。