0歳からのキレイな歯並び作り のパンフレットを作りました

「0歳からのキレイな歯並び作り ご家庭で出来る年齢別ワンポイント」というパンフレットを作成しました。

O歳では、母乳が大切になります。
赤ちゃんが母乳を飲むとき、くちびるでお母さんの乳輪をしごいてミルクを集め、集まったミルクを強く吸いだして飲みこみます。
母乳を飲むことにより、くちびるの筋肉が発達して、きれいな歯並びを作っていきます。

哺乳瓶では、簡単にミルクが飲めますので、くちびるの筋肉が弱くなり、お口ぽかんになってしまうことが多くなります。

 

1歳では、離乳食のあげ方がポイントになります。
スプーンの使い方です。
スプーンを下の唇にあてて、お口が開くのを待ちます。
お口が開いたら、スプーンを水平に入れて、上の唇が閉じてきたら、スプーンを水平に引いて、上の唇の力によって、離乳食がお口の中に入ります。
離乳食の食べ方によって、上の唇の筋肉がついて、きれいな歯並びを作ります。

スプーンをお口が開く前に、無理やりにお口の中に突っ込んだり、上の唇が閉じる前に、スプーンを上にすくい上げて、上の唇にスプーンを押し付けて、離乳食をお口の中に入れてしまうと、自分で唇を使わないので、唇の筋肉が発達しません。

 

0歳から5歳まで、きれいな歯並びのための年齢別ワンポイントアドバイスがのっています。
このパンフレットは、無料で院内で配布しています。
当院の小児矯正にご興味のある方は以下のPDFをご覧ください。

歯を抜かない小児矯正PDF(12P、3.7Mb)>>

0歳からのキレイな歯並び作り:ご家庭で出来る年齢別ワンポイント(8P、1.9Mb)>>

SHTA設立10周年記念大会

SH療法のSHTA設立10周年記念大会に参加してきました。
福岡で行われました。
多くの先生やスタッフが参加してました、
私も朝早くの飛行機で行って、日帰りで参加してきました。
演題7まであり、とても勉強になり、福岡まで行った甲斐がありました。

 SH療法は、スライデックス(SlideX®)というスプリングを組み込んだ取り外し式の装置(SHA)を使って、顎をひろげて、きれいな歯並びにする矯正治療です。
島田歯科医院では、小児矯正の一つとして取り入れています。
拡大する力が強く、永久歯を動かすにはよく、またスライデックスが大きいので、ある程度、永久歯が生えている場合に適用しています。

今回の大会では、SH療法以外で、「あいうべ体操」で有名な今井一彰先生や、国立科学博物館名誉研究員の馬場悠男先生の講演があり、興味深い話を聞けました。
その話は・・・・・
次に投稿したいと思います。

船井総研の研究会に参加しました。

船井総研の研究会に参加しました。
今回のゲスト講師は、「あいうべ体操」で有名な今井一彰先生です。

今井先生の講演を聞くのは、今回で3回目になります。
鼻呼吸の大切さを再認識しました。
口呼吸であると、体に悪影響があります。
アトピー、喘息、風邪、インフルエンザなどになりやすくなります。
また、歯並びも悪くなっていきます。

今井先生の講演の中で、興味深いクイズがありました。
ある高校で調べたものです。

部活で、むし歯の多い部活はどれでしょう?
①バスケット部
②吹奏楽部
③野球部

 

答えは、バスケット部。
むし歯の少ないのは、野球部だそうです。
バスケットのようにずっと動いている運動、サッカーも同じですが、
たとえば、代表選手、本田圭祐選手。
いつも口が開いていて、口呼吸で、そのため唇が厚くなっています。
口呼吸であると、むし歯の原因のミュータンス菌が増えてしまうのです。
野球の代表選手、イチロー選手は、口がしっかりしまっています。
野球は、めりはりのある運動で、ずっと動いていませんので、口呼吸になりにくいのです。
バスケット部やサッカー部の人は、歯ブラシをしっかりやって、むし歯に気をつけてください!

非抜歯矯正実習セミナー

3M研修センターで、非抜歯矯正実習セミナーに参加しました。
 
歯を抜かないハイテクブラケット・ワイヤーの矯正治療の実習です。
昨年からこの実習に参加しており、初級コース、中級コ-ス、上級コースを受けてきました。

そして、今回は最上級コースです。
タイポドントという模型で実習しますが、最上級ですので、非抜歯ではかなり難しい症例です。
悪戦苦闘をしました。
当然、1日では終わりませんので、来月も3M研修センターで、実習を受けます。

バイオブロック研究会のセミナー

バイオブロック研究会のセミナーに参加しました。
バイオブロック療法は、小児の歯列矯正治療法で、上顎骨の水平方向の成長を誘導して、きれいな歯並びにします。


メイン講師は、長崎バイオブロック研究会の末竹先生です。
バイオブロックのセミナーは、初めて受講しました。

島田歯科医院では、歯列育形成という小児の歯列矯正治療を行っています。
床矯正装置(プレート)で、顎を広げて、きれいな歯並びにしていきます。
 バイオブロック療法とは、上顎骨の成長方向にアプローチする画期的な治療だと思います。
歯列育形成とバイオブロック療法は、考え方や治療法が違います。
でも、違う考え方の治療法を勉強することもためになります。
 バイオブロック療法を取り入れるかは、今後も機会があればバイオブロックのセミナーに参加して、検証していきたいと思います。