SHTA設立10周年記念大会 その2

福岡で行われたSHTA設立10周年記念大会に参加しました その2です。

「あいうべ体操」で有名な今井一彰先生の講演がありました。
その中で、興味深い話がありました。
今の若い人の半分は、ラーメンの麺をすすることができないそうです。
お口ポカンで、口呼吸が多くなっていることは、わかっていましたが、麺をすすることまで、できなくなっているとは・・・・

そして、若い人は「い」の発音をしなくなっているそうです。
「い」は、舌や口や気道を使うので、難しい発音です。
むずかしい→むず
うまい→うめ
と「い」を言わない言葉が、若い人ではやっています。
特に、おいしいことを「やべ」といいます。

歯並びが悪くなる原因の一つで口呼吸がありますが、「い」を発音しなくなり、お口や舌の機能が落ちて、歯並びに影響しているでしょう。

 

SHTA設立10周年記念大会

SH療法のSHTA設立10周年記念大会に参加してきました。
福岡で行われました。
多くの先生やスタッフが参加してました、
私も朝早くの飛行機で行って、日帰りで参加してきました。
演題7まであり、とても勉強になり、福岡まで行った甲斐がありました。

 SH療法は、スライデックス(SlideX®)というスプリングを組み込んだ取り外し式の装置(SHA)を使って、顎をひろげて、きれいな歯並びにする矯正治療です。
島田歯科医院では、小児矯正の一つとして取り入れています。
拡大する力が強く、永久歯を動かすにはよく、またスライデックスが大きいので、ある程度、永久歯が生えている場合に適用しています。

今回の大会では、SH療法以外で、「あいうべ体操」で有名な今井一彰先生や、国立科学博物館名誉研究員の馬場悠男先生の講演があり、興味深い話を聞けました。
その話は・・・・・
次に投稿したいと思います。

3月になりました

今年も早いもので、3月です。
早く桜が咲く春にならないかな・・・・・
島田歯科医院の壁紙は、季節をテーマにしています。
写真は、桜の壁紙のユニットです。
待合室は夏をテーマにした壁紙です。
秋をテーマにした壁紙のユニットもあります。
私は寒いのが苦手なので、冬はありません。

最近、ある芸能人が舌がんになったという報道がありました。
その影響か「口内炎が前からあるのでみてください」という患者さんが増えました。
舌がんなどお口の中にできる口腔がんは、早期発見が大切になります。
お口の中の病気に関心をもつようになることに影響したようです。